兵庫県宝塚市 武庫川の中州に造られた
石積みオブジェ「生」は
2005年に宝塚市在住の現代美術家 大野良平さんが
阪神大震災の犠牲者への追悼の気持ちで制作。
2006年に増水で消滅しましたが、
2010年12月、小説の映画化をきっかけに
地元の学生らの協力で「生」を再現しました。
小説「阪急電車」に出て来て有名になり
映画「阪急電車」のエンディングや
スピンオフドラマでも取り上げられ
宝塚の新しい観光名所になっていました。
しかし2011年5月の大雨の影響で武庫川が増水し
昨日(5/12)、制作者の大野さんから
「生」消滅という衝撃のメールを頂きました。
雨の上がった朝
宝塚南口駅から阪急電車に飛び乗りました。
駅を出発したらすぐに武庫川の鉄橋です。
ビデオカメラを構えて
モニターに飛び込んで来た光景に愕然!
石を積んだオブジェは無惨にも流されてしまいました。
もう「生」の面影もありません…
大野さんからのメールには
「東日本大震災の復興の象徴として再び「生」を造りたい
震災の街 宝塚から元気と勇気を届けたい!」と
力強いメッセージが書かれていました。
再び「生」を復活するために応援しましょう!
zukatv 2011
小説「阪急電車」宝塚•武庫川の「生」消滅! zukatv